Lingerine Lingerine【おりものライナー or 吸水ショーツ】ナプキンじゃない “カラダが喜ぶもうひとつの選択” に。~賢い2アイテム使い分け方~

「これって生理…? いや、おりもの? 下着が汚れるのはイヤだけれど、どうすれば?」

そう感じたことはありませんか? 安心してください。ホルモンのゆらぎや生理周期の変化で「おりものが増える」「生理前後に少量の経血が残る」「ナプキンをつけるほどではないけど、何か欲しい」等…そんな “曖昧な日” は誰にでも訪れます。そんなときに知っておきたいのが、おりものライナーと吸水サニタリーショーツ! でも…
「どっちを選べばいいの?」
「おりものライナーってナプキン代わりになるの?」
「ショーツに吸収機能がついてるなら、ライナーいらないんじゃ…?」
そんな疑問にお答えしながら、ネットや口コミで人気のおりものライナーに加え、吸水サニタリーショーツとの違いも解説です!

Q1.そもそも「おりものライナー」ってナプキンの代わりになるの?

→答え:なりません。あくまで “軽い日用” の快適サポーターです。
おりものライナーは、日常的な「おりもの」「少量の分泌物」「生理前後の微量出血」に対応したケアアイテム。大量の経血を吸収するナプキンとはまったく別の役割です。

Q2.「吸水サニタリーショーツ」とはどう違う?

吸水ショーツとは、ショーツそのものに吸水層が組み込まれた新しいタイプのサニタリーアイテム。

◇主な違いはこちら

おりものライナー 吸水サニタリーショーツ
形状 シート型(貼る・挟む) 下着一体型(吸水体&吸水布)
対応量 少量のおりもの・微量の経血 おりもの~中量の経血 
使い捨て/繰り返し 両方あり すべて繰り返しタイプ
使用感 取り外し自由で洗いやすい 漏れに強く、動いても安心
見た目 下着+シート 見た目がすっきり&おしゃれ
肌への負担  素材によるが、
通気性が悪いとムレの原因となる
通気性や素材に配慮されているものが多い

つまり、おりものライナーは “ちょこっと不安な日” 、吸水ショーツは “少し本格的に備えたい日” 向きのアイテムなんです。

賢い使い分け方はコレだ!

▼おりものライナー

  • 日常のおりもの対策: 毎日のおりものによる下着の汚れが気になる時に。
  • 生理の始まりや終わりかけ: 経血量がごく少ない「ちょい漏れ」が気になる日に。
  • 吸水サニタリーショーツの補助として: 吸水ショーツだけでは不安な日や、より清潔感を保ちたい時に重ねて使用。
  • 外出先での急な不快感に: 薄くて携帯しやすいので、バッグに忍ばせておくと安心。

▼吸水サニタリーショーツ

  • 生理中のメインアイテムとして: ナプキンやタンポンを使いたくない日、経血量が少ない~中程度の日に。
  • 「生理がきそう」な不安な日: いつ生理が来ても安心できるように。
  • 「漏れないか心配」な夜: 夜用のナプキンが苦手な方や、寝返りによる漏れが心配な時に。
  • 運動時やアウトドア: ズレやモレを気にせずアクティブに過ごしたい時に。

それぞれにメリットがあるので、ご自身のライフスタイルやその日のコンディションに合わせて使い分けるのが賢明です。吸水ショーツはfascinateでも度々取り上げているので、ここでおりものライナーについて少し深堀したいと思います💋

Q3.おりものライナー選びで失敗したくない! どんな基準で選ぶ?

おりものライナー選びで重視したいポイントはいくつかあります。

1.肌触りの良さ(素材): デリケートゾーンに直接触れるものなので、肌への優しさは最重要。敏感肌の方は特に、天然素材や肌に優しい加工がされているものを◎

2.通気性: ムレはかゆみやニオイの原因。通気性の良い素材や構造のものを選ぶことで、デリケートゾーンを快適に保てます。

3.吸水性・吸収量: おりものの量に合わせて選びましょう。普段使いなら薄手のものが、量が多めの日や軽い尿漏れ対策なら少し吸水力のあるものが◎

4.ズレにくさ: 動き回ってもズレにくい、下着にしっかりフィットするデザインかどうかも重要。

5.ニオイ対策: 消臭機能があるものや、通気性が良くニオイがこもりにくいものを選ぶと安心。

6.使いやすさ(使い捨てか布製か): 手軽さを重視するなら使い捨て、肌への優しさや環境への配慮、経済性を重視するなら布製という選択肢があります。

Q4:使い捨てライナーから布製ライナーに切り替えるメリット・デメリットは?

<布製おりものライナーのメリット>

①肌への優しさ: 天然素材で通気性が良く、ムレやかぶれ、かゆみといった肌トラブルが起こりにくい。敏感肌の方に特におすすめ
➁経済的: 初期費用はかかりますが、繰り返し使えるため、長期的に見れば使い捨てよりもコストを抑えられます
➂環境に優しい: ゴミの削減に貢献でき、環境負荷が少ないエコロジーな選択です。
④温もりと安心感: 布の柔らかさや温もりが、生理中の冷え対策やリラックス効果にも繋がります。
⑤消臭効果: 通気性が良いので、使い捨てに比べてニオイがこもりにくい傾向があり。

<布製おりものライナーのデメリット>

①お手入れの手間: 毎回洗濯する必要があるため、手間に感じる人もいるかも。
➁持ち運びの不便さ: 使用済みのものを持ち運ぶ際に、専用のポーチなどが必要になることがある。
➂初期費用: 使い捨てに比べて、一度に購入する費用が高くなる場合がある。
④乾燥時間: 洗濯後の乾燥に時間がかかるため、複数枚持っていると安心。

<使い捨ておりものライナーのメリット>

①手軽さ・便利さ: 使用後は捨てるだけなので、お手入れの手間がなく非常に便利。
➁携帯性: 個包装されているものが多く、持ち運びにも便利。
➂衛生的: 毎回新品を使用するため、衛生面での安心感がある。
④豊富な種類: 吸収量、サイズ、香りなど、様々なタイプから選べる。

<使い捨ておりものライナーのデメリット>

①肌への負担: 化学繊維や香料などが肌に合わず、かゆみやかぶれの原因になることがあり。通気性が悪くムレやすい製品もあるので注意。
➁経済的負担: 継続的に購入するため、長期的に見るとコストがかさむ。
➂環境負荷: ゴミとして排出されるため、環境への影響が懸念される。
④ニオイ: ムレやすい製品だと、ニオイがこもりやすい場合あり。

おすすめのおりものライナー3選

①ナチュラムーン|オーガニックガーゼ布製おりものライナー

<布タイプ・洗って繰り返し使える>

  • 肌側はオーガニックガーゼ100%
  • 防水布・吸収体なし=軽い日限定
  • 夜間や在宅時、リラックスシーンにぴったり

肌への負担を減らしたい人に。使い心地の優しさ!

➁Pantyliners Organics

<布タイプ/海外製>

  • オーガニックコットン100%
  • 布製パッド専門ブランド
  • 13型の豊富なサイズ展開
  • ホテルのアメニティをイメージしたおしゃれなパッケージ

「機能性もデザインも欲しい!」という人に。自分へのご褒美感覚で選ぶ人も。

➂さらふわ感覚で毎日快適:ソフィ Kiyora(キヨラ) 無香料

<使い捨てタイプ>

  • 全面通気性のバックシートが湿気を逃がし、ムレを抑える
  • おりもののニオイをしっかり吸着し、気になるニオイを軽減する消臭機能付き
  • ドラッグストアやコンビニエンスストアで手軽に購入できる
  • 気分に合わせて選べる様々な香りのラインナップ

Q5.「おりものライナー」と「吸水ショーツ」、どっちが楽?

👉ライナーは取り外しできるぶん洗いやすく、部分だけ交換できる気軽さが魅力。
👉吸水ショーツは1枚履くだけで済むので、着替えもラク&ごわつかない
→「デザインショーツを楽しみたい」「クロッチが汚れたらすぐ替えたい」場合はライナーが便利。
→「丸一日カバーしたい」「ナプキン不要で動きたい」日は吸水ショーツに軍配。

「今日のわたし」に合う選択肢を。

“なんとなく不快” を見過ごさず、自分のカラダと心にちょうどよくフィットするケアを。
大事なのは、「どれか一つ」じゃなく、その日の自分に合った組み合わせを選ぶこと。
“ナプキンだけじゃない、もうひとつの快適さ” を、ぜひ見つけてみてくださいね。

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Sayuri

美容と健康に気を使っています。趣味は料理と読書です。でも、アクティブなことも結構好き。最近はマラソンを始めました!

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