女性器は女の第二の顔だと!?
最近話題の「フェムケア」耳にしたことがある方も多いかと思います。
〝Feminine″ と “Care″ を組み合わせた造語でSNS界隈、メディアでもよく取り上げられていますね。
「女性器は第2の顔」と聞き、唸らされました。たしか~に! 皆それぞれ顔が違うように、女性器も誰一人として同じ人はいません。
生命を宿す神秘の場所でもあり、デリケートゾーンのケアをすることは心の健康にも美容にも直結しています。
お顔や髪は毎日状態を観察したり、洗顔料やシャンプーに拘ったりしてせっせとケアしているけれど、大切なデリケートゾーンに関してはノーケアな方も多いのでは?
とはいえ、何から始めていいのか? 迷いますよね。
フェムケア入門編としてはまずは清潔を保つことから。専用の物で優しく洗う。これなら簡単に取り入れられますよね!
専用ウォッシュを使う必要性あるのか問題
「敏感肌用のボディソープや、洗顔フォームで洗えば肌に優しいし良いんじゃないの?」そう考えるのはちょっとだけ待ってください。
膣周りの皮膚は、粘膜と皮膚の中間なので他の皮膚と㏗が違うんです。
ボディソープで洗い続けると、常在菌のバランスが乱れたり、バリア機能が破壊されたりと刺激過多になります。膣と同じ㏗値の洗浄剤でやさし~くやさし~く洗いましょう。
ポイントは泡を転がすようにとにかくやさしく丁寧に洗う事。
フェムケアウォッシュも沢山の商品が市場に出回っていますが、今回は編集部が厳選した3つの商品を使い比べてみたのでBEST3形式で発表していきます。
BEST 3 | アンティーム フェミニン ウォッシュ 120ml ¥2,200
日本人女性の体質に合わせて作られた専用ウォッシュ
和漢植物エキスを配合し、日本人女性の体質に合わせて作られた専用ウォッシュ。肌本来の常在菌や潤いはキープしたまま、匂いやかゆみの元となる恥垢を洗ってくれます。植物療法士の森田敦子さんが手がけたブランドで、天然の植物原料に拘って作られています。
コスメキッチンなどでも手軽に購入できるので、目にしたことがある方も多いはず。
香りは、オーガニックコスメ特有のレモングラスのさわやかな香り。日常から天然お植物原料のコスメを愛用している人には馴染みがあると思いますが、ハーブ系の香が苦手な方には無香料タイプもあります。
洗いあがりはスッキリ! デリケートゾーンの匂いが気になっているレディにもおすすめ! 泡立ちも良く容器も可愛い見た目で一見するとフェムケアグッズには見えないので、バスルームにも置きやすくてGood◎
ただ、容器自体の重みがあるのと残量が見えないため、「まだまだ入っている~」と思ってガンガン使っていたら案外減りが早かったです。コスパに関してはあと一歩というのが正直なところ。
実際に使用してみた他のランジェリーヌ仲間からの声で「少しピリつく・・・」という声もありました。
どんな製品もですが、オーガニック成分の中には、肌質によっては合わない方もいるので個人差はありますが、自身の肌質・体質と要相談するのが賢明。
BEST 2 | オイルウォッシュ/EVE 200ml ¥2,700
厳しい国際基準の認証を得た韓国発自然派オイルウォッシュ
EVEは環境、人体に配慮した製品づくりを目指しており、オーガニック生理吸水ショーツなども人気の注目ブランド。以下の厳しい国際基準の認証も取得しています。
- B-Corp 認証取得済み
- ISO 認証取得済み
- PETA 公式ヴィーガン認証取得済み
なんだか横文字ばかりでワケワカメだと思うので、肝心な使用感や成分についてもしっかりお伝えします。
香りはなんとも形容しがたく、米!? おこげの香りに似ている・・・何か食べ物に似た不思議な香り・・・ランジェリーヌ仲間に確認してみましたが香りの正体は掴めず! 天然成分そのままの香りなので好みが分かれるかもしれません。
全成分 EWG グリーン等級(米国の非営利環境団体 EWG で提供される成分の安全性評価)という気合の入り具合で安全性はピカイチ。
特徴的なのはオイルタイプという部分。サラサラのオイルで泡立ちは少ないので、ネットや100均の泡だて器を使えば自分好みの泡を作れます。
使用感は優しく、配合されているココナッツオイルによる保湿も出来て一石二鳥!
こちらもシンプルな容器で、バスルームから浮かない佇まい。透明なため残量も確認することができます。内容量も多く同時に保湿も出来るためコスパ的にも優秀。
BEST3のアンティームでヒリヒリしてしまったランジェリーヌもこちらのEVEはしみなかったとのこと(個人差があります)。
BEST 1 | シンプリス センシュアル フェミニン デオウォッシュ 160ml ¥3,630
㏗6.5の微弱酸性、自然と科学の力を融合させたフォーム状ウォッシュ
ランジェリーヌの満場一致でBEST1となったのが、自然と科学のいいとこどりでホリディカル美容( 〝HOLISTIC″ × 〝MEDICAL″ )を掲げたブランドSIMPLISSE(シンプリス)。特徴としては、肌を傷めず、けれどもしっかりと恥垢も落としてくれる ㏗6.5の微弱酸性な点。ニオイへのアプローチも忘れていません。
サトウキビエッセンス、茶葉エキス、カキタンニン、イノシトールという自然由来の成分、乳酸球菌培養エキス、酵母エキス等のメディカル成分のハイブリットで優しく健康的に洗い上げてくれます。
香りはフローラルウッディ系のアロマ。しつこくなく誰でも馴染めそうな香り。
使用感は、泡で出てくるフォームタイプなので、自分で泡立てる手間はなく柔らかくフワフワの泡。柔らかいけれども泡がクリーミーでヘタらないという優秀さ。
メントールが配合されているため、どこかヒンヤリとスッキリ爽快感が続きます。
刺激はないのに爽快・滑らかなのに洗いあがりツルリ。なんてことでしょう・・・!
ただし、こちらコスパ的には少しお高い印象。泡で出てくるため調子に乗ってプッシュしていると公式サイトでの使用目安2カ月よりは、早く無くなってしまいました・・・。残量が確認できるタイプの容器なので「容量はお守りください」といった所。
メディカル成分に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、ランジェリーヌからも、ヒリつきがなく楽ちんにケアできるとの意見が上がりました(個人差があります)。
使用感・洗浄力・保湿力・香り・匂いケアとしてはイチ押しです。
以上、今回は厳選した3品を3カ月かけてじっくりお試しましたが、フェムケア市場は現在大盛り上がりをみせてくれているのでまた新たなベストフェムウォッシュが登場するかもしれません。
ご自身の肌質や好みの使用感に合わせて、みなさんもまずは専用ウォッシュを取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回は入門編としてフェムウォッシュをご紹介しましたが、次回は第2弾として保湿系コスメのレポを予定しております。
一緒に女の第二の顔を磨いていきましょ♡
美容と健康に気を使っています。趣味は料理と読書です。でも、アクティブなことも結構好き。最近はマラソンを始めました!