自分に合う下着って見つけられていますか? 「どんな下着が自分の胸に合うのかが分からない」「ワイヤー入りブラを付けるとお肉の段差ができてしまうのが、恥ずかしい」など、お悩みは人それぞれ。
そんなお悩みを解決するブラにもしかしたら出会えるかも?!
今回は、女性の下着や身体の悩みを解決する下着ブランド「HEAVEN Japan」
広報の梅井さんにインタビューをさせていただきました!
― ランジェリーブランド立ち上げの背景について教えてください。
はい。今年で創業21年目を迎えるのですが、元々はデザイン重視でインポートランジェリーの輸入・販売を行っていました。その中でお客様からの要望を伺っていくうちに「お客様の要望に沿った商品が他にもあるのではないか」ということで、現在の販売しているような「機能性のブラ」に切り変わっていった経緯があります。
― お客様の声を聞いて、インポートランジェリーの概念には基本的にない「機能性」というところに移行したのですね。すごい! 機能性ブラ商品をオンライン中心で販売をしていますが、ブランドに対する思いや大切にしていることはなんですか?
まずは「お客様の悩みの解決」を一番に考えて商品開発を行っていて、お客様のお声をもとに「脇肉キャッチャー」「タニマドンナ」などの機能性下着を販売しています。
また、商品のネーミングも一目で機能が伝わるように工夫してつけられています。 たくさんの商品のラインナップがあると「何を選んでいいのか分からない!」という方でも悩みごとに分かり易くネーミングされているので、自分が気になるお悩み解消をメインで探していただけます。
またオンラインは「試着ができない」ということがネックになってしまうことがあるので、販売当初から返品・交換無料といったサービスを行っています。 他にもサイズが合ったとしても、カップが合わないというケースがあります。 どういったことかというと、その方の骨格や肉質で「サイズは合っているけど、なんとなくしっくりこない。フィット感が悪い」ということがあるんです。 そのポジショニングを考えながら、今のラインナップを揃えて「適正下着」というコンセプトを掲げてご提案する。ということを行っています。
― オンラインは試着ができない。というのをネックに感じていましたが、返品・交換無料というのは、お客様にとって嬉しいサービスですね。試着体感サロンが青山と心斎橋にありますが、どのような感じなのでしょうか?
カウンセリングから、お悩みに沿った商品を試着していただいています。
サロンにいらっしゃる約8割の方が合わないサイズを着けている。というデータもありますが、下着って「ブラのサイズが合っていなくても、なんとなく着けられてしまう」ってありますよね。
意外に下着についての知識なども知る機会が少ないので、サロンで試着体感をして購入していただきたい、というより、お客様のライフスタイルにあったものを、下着の知識を深めた上で選んでいただきたいな。と思っています。それがHEAVEN Japanの商品でなくても「色々な情報を知ったうえで、お客様のライフスタイルや要望に合うものを選んでいただく」お手伝いができる場と考えています。
― たくさんのお悩みごとにブラのラインナップがありますが、お客様によっては「自分の要望や、何を基準に選べばいいのかわからない」という方もいらっしゃると思います。そのような方に対しては何か対応方法などあるのでしょうか?
はい。LINE・メール・電話・チャット、ZOOMで購入前にご相談いただくことが可能です。
また「適正下着診断」というのをWEB上でやっております。
「YES,NO」の形でご希望を選んでいただくと、オススメのブラが3種類くらいでてくるので、そこで絞ってご検討いただけますし、例えば3種類すべて注文して、家で試着していただいて合わないものがある際は、返品・交換無料のサービスを使っていただいて、ご自身に合うものを選択していただけます。
また、シーン別や、洋服に合わせてのご提案なども「適正下着」のコンセプトとしてご案内しています。
― 「防災と下着」についての取り組みに関して教えてください。御社では能登地震のとき、いち早くSNSで発信をしていたのが印象的でした。また珠洲市より下着に関して問い合わせなどもあったと伺いましたが、どのような活動を行ったのでしょうか。
経緯としましては、弊社のスタッフが旅行中に地震に遭遇した。ということがございます。就寝中ということもあり、そのまますぐ避難をしなければいけない状況の中で、下着を備えることの大切さを感じました。
もし、ノーブラのとき避難するとなると、しばらくはノーブラのままで過ごさなくてはいけません。
命を守ることが一番ですが、下着ブランドとして「災害時の下着の考え方をもっと発信をしていくべき」というところから、アンケートを取ったところ、なんと防災グッズの中に下着をいれている方は、とても少ない。という結果でした。
飲食を備えることを優先するので、どうしても「下着を防災時のグッズに入れる」というのは後回しにしてしまうかもしれません。ただ、ブラやショーツは衛生商品ですし、周りに聞くにしても聞きづらいことがあるかと思います。
能登地震に関しては、物資の支援の必要性の有無をSNSで呼びかけていたところ、ツイッターでみなさんが拡散してくれたこともあり、実際に問い合わせが来たため、物資を提供させていただきました。千葉や熊本の災害の際も取り組みはしていましたが、今後も「下着を備えることの大切さ」をSNSを通して発信していきたいと考えています。
― 「確かに。なんとなく下着はどうにかなりそうな気がしてしまいますが、生理や汚してしまったときのことを考えると備えることは大切ですね。
― 最後に商品のことを聞かせてください。とてもユニークな商品名はどのように決めているのでしょうか? また、たくさんお悩みごとによってシリーズがありますが、どのようにして商品化に至るのでしょうか?
商品名は部署の中で商品の特徴を考えながら、意見を出し合って考えています。(笑)
シリーズに関してはオンラインがメインなので、レビューなどでお客様の声や、SNSでご意見をいただくことが多いんですね。
その中で今回春に発売されたノンレースは「夏の薄着の時でも、レースが気にならなくて、シルエットがきれいに見えるブラが欲しい」というご要望から生まれました。前からモールドの響かないブラはありましたが、モールドだとカップがバストに添いにくかったり、スッキリ感が出にくかったりするという声があり、改良を重ねた結果、今回ハギカップのノンレースにすることにより、着用時のシルエットがより、綺麗になるようにしました。
またサロンや問い合わせ窓口のご意見を吸い上げながら、ご要望にお応えできるものが少ない。と感じたときはラインナップを増やしていっています。
既に販売しているシリーズであっても、お客様からの声を聞いて、微調整や改良をおこなっています。例えば「生地やパターンによる着用感の不快」というお声があるときは、原因を追究し改善など微調整は常にしています。
― お客様からすると、発信した意見をきちんと検討して対応してもらえるということは、とても嬉しいですし、信頼感が湧きますね! あと商品のサイズ構成が多いことにも驚きました! Iカップまでは聞いたことがあるのですが、Kカップ? まであるんですね?!(笑)
基本的にはKカップまで取り揃えています。フルカップに関してはM90もあり、最大で66サイズを揃えています。
またその中でもお客様にはぴったりのサイズを選んでいただきたいので、価格をB65-M90まですべて統一しています。というのも、サイズを上げることによって「金額が高くなってしまうなら、なんとなく合うから1つ下げたこっちのサイズでいーや」となるのを避けたいからです。
お客様に合うものを、合うサイズで着けていただきたいので、ここはこだわっている点ではあります。
― なるほど…以前、ランジェリーヌの方で「ブラサイズが大きくなると、デザインの選択肢が少なかったり、金額も高くなったりしてしまうので、枚数が欲しいけど一気にたくさんは購入できない。仕方ないので、何年も同じものをヘビロテしている」という話を聞いたことがあります。そのうちブラが擦れるようになり、アンダーの部分にキズが出来てしまったそうです。
価格がすべて統一されているのは、カップサイズを上げることに迷っていた方や、他社メーカーで金額の高いシリーズを購入し続けている方にとっては朗報でしかありませんね。
梅井さん、HEAVEN Japanスタッフの皆様、この度は貴重なお話を有難うございました!
今回HEAVEN Japanさんにお話を伺い、「お客様のお悩みを解決して、快適なランジェリーを身に着けて欲しい」「そのお手伝いが少しでもできれば」という思いが伝わってきました。
Fascinate編集部も実際、青山の体感サロンで試着をしてきましたが、「ブラひとつでこんなに洋服のシルエット変わるんだぁ」と改めてランジェリーの大切さを感じました。シルエットが変わったのも勿論ですが、脇肉やなぜか腰回りまでお肉がスッキリ。
自分のランジェリー選びに迷った際は、相談してみても良いかもしれません♡
HEAVEN Japan
下着の試着体感サロン予約
https://shop.heaven-jp.co.jp/pages/salon
HEVEN Japan公式HP
https://shop.heaven-jp.co.jp/
ランジェリー大好き。Lingerine第1号です。ファッション、美容、ワインも好きです。よろしくお願いします。