出産とランジェリーについて語った前回。
その中で綴った「軽傷レベルであった出産ダメージ」について、気になるとのお声をいただいたので、僭越ながら語りたいと思います。
産後に多少の体型の変化はあったものの、出産自体のダメージについては比較的軽傷であったのではないかと自分では思っています。ビクビクしていた割に軽傷で済んだのはなぜか? 全ては「保湿」が功を奏したのではないかと考えました!
そこで疑問になるのは・・・「大切と言われて理解はしたものの、マタニティオイルケアをやった人とやっていない人とで違いはあるの?」という点。私なりのやり方と気になる結果について周囲のランジェリーヌのケースも参考にしながら綴っていきたいと思います。
女性にとって、お産は大きな転機。どんどん身体が変化していき、お気に入りだったランジェリーを披露する勇気がなくなりすっかりお蔵入りしてしまった・・・なんて経験がある諸先輩方にも、産後に愛しのランジェリーたちと再会できるようにダメージの少ない(?)出産を目指しているというそんなあなたにも、是非読んでいただきたいです。
もはや恐怖でしかない出産にまつわる周囲の体験談・・・
- 胎盤を剥がす時が痛かった
- 呼吸困難で顔面蒼白
- 親子ともどもICU送りに・・・
- 痛すぎてリバース(嘔吐)
- 会陰切開の傷跡が猛威をふるう
- 身動きなんてとんでもない
- 出たことのない声が出る
- 陣痛に耐えた末に緊急帝王切開が待ち受けていた(とんだフルコースに!)
- 帝王切開後の傷が痛い!
周囲から体験談を聞くと、どれもこれも恐ろしいお話ばかり。「痛くて当たり前か?!」 「準備もできずに時が来たら挑むしかないものか・・・」痛みの度合いやタイミングは百人十色ですが、少しでも改善できる方法があるはず。そこで最近出産を果たしたランジェリーヌたちにも実情を聞いてみました。
同じく近年出産を経験したLingerine(ランジェリーヌ)たちのお声も聞いてみました!
Q1.年齢は?
Q2.出産時に会陰切開はした?(YES/NO/その他(帝王切開など))
Q3.産後傷跡などの痛みはどれくらい続いた?
Q4.妊娠線は残った?
Q5.妊娠中にどんなケアをした?
妊娠中にケアをしなかったというランジェリーヌに聞いたところ、やはり皮膚の戻りや傷の治りは遅かったそう。会陰マッサージをしていたというランジェリーヌについては、会陰切開しなかったことも判明。さすが、意識高めです。やはり何らかのケアをしておくことはとても重要だということがわかりました。
【個人体験談】マタニティオイルケアの効果はいかに?!
まずは会陰の保湿ケアの効果について。
実際の出産は壮絶で「安産」といえども10時間ほど陣痛に苦しみ、会陰切開とともにゴールを迎えました。いやはや・・・やはり切開はするのね。ただ驚いたのはここから! 翌日ビクビクと座ってみると、なんと切開した部分が痛くないではないか! 念のためにと用意していた円座ももはや必要ないレベル。周囲に体験談を聞いてみても、ケアしていないと1か月は円座と仲良しとのこと。やはり会陰の保湿ケアは重要であったのです。
お次は妊娠線やボディケアについて。
結果から言って妊娠線は全くなし! もともと乾燥肌なのも心配の種でしたが、 “どうせお腹が出ている妊婦だし、赤ちゃんが吸収してくれるから外見は変わらないでしょ” という独特の持論から暴飲暴食して大増量したので、絶対妊娠線は出来るなと覚悟していたのですが、全くなしです。
産後も余ったケア製品を使い続けてみたところ、皮膚のたるみも戻りが早かったです。
何をしたか? ただ「保湿」しただけです。こんなレベルでも効果が出たということは、きちんとケアを続けた人はもっともっと恩恵が受けられること間違いなしです。
<ケア方法1> 妊娠線予防のための「保湿」
出産で大きくなるのはお腹だけではありません。胸・お尻・二の腕・太もも・ふくらはぎもサイズアップします。私は前述の通り15㎏ほど増量しましたので異例のケース?(笑)で膨張度合いに関しては個人差があります。お腹だけでなく全身の保湿ケアが必要になります。
方法は至ってシンプル。マタニティ専用のオイルやクリームをたっぷり手に取り、保湿したい箇所を優しく撫でるだけ。最後に手に残ったオイルやクリームと自分の手の平で蓋をする。手のぬくもりでじわじわと皮膚に浸透する気がして心地よいですよ。
おすすめのタイミングはお風呂上り。水分が乾かないうちに行いましょう。
<ケア方法2> 会陰部の「保湿」(可能であれば会陰マッサージを!)
会陰(えいん)とは、外陰部と肛門の間でありを指します。(下部イラスト赤いマーク部分)
普通分娩であれば赤ちゃんの出口となる膣周りは粘膜で覆われ、伸縮性があります。しかし小さな赤ちゃんといえども、出生時の頭囲は平均32㎝程と言われています。できれば会陰切開は無いに越したことはないけれども、実際にはそんなことは言っていられない! 会陰切開によるダメージを最小限に抑えるためにも、普段から保湿して更に柔らかくしておくことがとても重要です。
方法についてはシンプル。私の場合はお腹が大きすぎて届かない&膣内に指を入れることに抵抗があったため、会陰部分をただただ撫でるように保湿しました。まずは指で塗布して手の平で優しく蓋をするだけでOK。無理せずトライしてみてください。
おすすめのタイミングはこちらもお風呂上り。一般的には妊娠32週~34週くらいから始めて良いとされていますが、私は32週から始めました。会陰マッサージについてはタイミングが決められていたり、妊娠の進行具合によっては危険だったりするので、医師の指導を仰いでから行って下さい。
できる方は膣オイルケアについての過去記事もご参考に!
<ケア方法3> ボディ収縮時の「保湿」
出産は産んだら終わりではない! 伸びたパーツが戻るためにも保湿はとても重要です。こちらも<ケア方法1>の妊娠線予防のための保湿とやることは同様。
収縮時にも保湿を丁寧に行うことで肌の引き締めに繋がり、皮膚の回復を早めてくれます。
実際に使用したオイルNo.1
たっぷり使えてコスパ最強!
実際に使用したオイルNo.2
安定の安心素材。お値段は張るが、さらっとしていて伸びが良い◎
実際に使用したオイルNo.3
(産前産後、会陰マッサージ以外のボディをマッサージ)
とろんとした肌触り。濡れた肌に塗ってもしっかりと保湿をしてくれます。
実際に使用したクリームNo.4
(産前産後、会陰マッサージ以外のボディをマッサージ)
精力的なサンプル配布で良さを実感した方も多いのでは??
> 「ママ&キッズ(ママアンドキッズ)」ナチュラルマーククリーム150g
ランジェリーヌたちが産前産後に実際に使用した他のケア製品も聞いてみました!
Q5.実際使用したケア製品を教えて!
ケア製品についてのその他回答はコチラ!
回答 | 性別 | 年齢 |
---|---|---|
Milpoche Organics | 無回答 | 30~34歳 |
何もつかっていない | 無回答 | 30~34歳 |
使わなかった | 無回答 | 25~29歳 |
ドテラ ココナッツオイル | 無回答 | 30~34歳 |
使用しているランジェリーヌがいた番外編
産前産後ケアに使用していたというランジェリーヌがいたため、気になる方は是非お試しを!
植物エキス配合。ほのかに香る柑橘系の香りにもうっとり。
> Milpoche Organics(ミルポッシェオーガニクス) ボディケアオイル(80mL)
高い保湿効果でしっとり潤うマッサージオイル。
> ドテラ ココナッツオイル(フラクショネイテッド)115ml
総括! 何事においても「保湿」ってやっぱり大事!
女性にとって出産は語りつくせないくらい大きなライフイベント。それ故に心と身体の準備は基本中の基本。そして方法は1に保湿、2に保湿! 以上! あれこれ難しくすると続きません。習慣化ってすごく大事ですよね。できれば会陰マッサージやマタニティマッサージもしておくことは理想ですが、皆ができるわけではありません。そう、できなければ保湿をするのみでも効果ありなのです。
心の準備は身体の準備が整うことで自ずと整い、安心安定の出産が実現します。
どうかお気に入りランジェリーを変わらぬBODYで着こなせる女性が増えますように・・・
※本記事内に記載の方法は個人的な体験談の為医学的根拠はございません。実際には医師や専門家に相談のもと、ご判断ください。
飲んだくれていた日々から一転、健康を意識しだした今日この頃。女性の体型とライフスタイルは変われども、美容と健康は永遠のテーマ・・・ライフイベントに合わせたランジェリーライフを楽しんでます♡