Lingerine ショップ&ブランドインポートランジェリーショップLiengeで“初体験”。「お手入れ」の疑問も解決してきました!

instagram : @lienge_jingumae

“インポートランジェリー” と聞くと、みなさんはどんなことを想像しますか?

「セクシーすぎる?」 「どうやって選べばいいの?」 「お手入れが大変そう……」
総じて、興味はあるけど、ハードルが高い! という感じではないでしょうか。私もそんなふうに思っていました。
そんなときは、プロに聞くのがいちばん。というわけで、インポートランジェリーを多数取り扱う 『 Lienge(リアンジェ) 神宮前店 』 さんにお邪魔しました。実際にランジェリーを選びながら、素朴な疑問を解決していきたいと思います!

 

店内にはさまざまなランジェリーがズラリ。目移りしてしまいます。店長の佐々木かおりさんに、まずは基礎知識を教えてもらいます。

 

カップには海外のスタンダード 【バルコネット型】 と日本人好みの 【丸型】 がある

この2つのブラジャーの違い、みなさんはわかりますでしょうか。

上の紫のブラジャーはややツンとトップが立っていて、下のブルーのほうは内向きに丸みを帯びています。

横から見るともう少しわかりやすいですね。これ、実はどちらも同じインポートブランドのものなんです。

「欧米では 【バルコネット型】 といって、ツンと立ったトップが特徴的な形の、谷間をがっつりつくらずナチュラルに見せる下着がスタンダード。この紫のブラジャーは、こちらのタイプです。ブルー×ホワイトのブラジャーは 【丸型】 といい日本人をはじめアジア人が好む谷間をきれいに見せるタイプなんです」 (佐々木さん)

みなさんも、ブラといえば、丸みを帯びたフォルムで 「寄せて上げるものが良し!」 と思いがちではないでしょうか? これ、実はアジア人特有の好みなんだそうです。寄せて上げるために、時にはサイズを落として、カップにバストをこんもりと詰め込んで谷間をつくる方もいるかもしれません。でも佐々木さんいわく、これは胸がつぶれてしまって良くないとのこと。

リアンジェでは、オーストラリアのランジェリーブランド 「ChasneyBeauty(チェスニービューティ)」 を日本人好みの 【丸型】 に作り直したオリジナルのものと、もともとの 【バルコネット型】 どちらも取り扱っています。

日本人好みに作り直した 【丸型】 も正しい位置に胸がくるような設計になっているそうで、早速フィッティングをさせてもらいました

 

いざ、フィッティング。ゴッドハンドで奇跡体験!

まずは、サイズチェック。といっても、佐々木店長、パッパッと胸元やアンダーに手を当てるだけでメジャーなどは使いません。言い渡されたカップは 「え? いつもよりも2カップも大きいけど……」 言われるがままにつけてみると、やはりカップに余りがあります。ところが……
佐々木さんが手の甲(!)を巧みに使い 「え? そこも胸?」 と、お肉というお肉を寄せてカップに収めてくれて! 収まるところに全て収まった! という感じで、夢のようにきれいな谷間ができたのです。

※実際にフィッティングしたお写真はお見せできないのでイメージ画像をどうぞ(笑)。

上から洋服を着てフィッティングルームから出ると、同行した取材スタッフたちから 「さっきよりも痩せて見える!」 の声。たしかに自分でもスッキリして見えます。いわゆる補正下着とは違い、特別に脇高な作りではないのに、正しく着用することで背中まわりや胸のサイドがすっきりと下着に収まっています。カップ数は上がったはずなのに、着痩せ効果は抜群。

谷間を作るために小さいサイズをわざわざつけなくていいので、もちろん着心地も苦しくありません。きちんと測ってもらうと、こんなにも違いが出るんですね……。続いて、バルコネット型も試着。こちらも、佐々木さんのゴッドハンドで胸元を整えてもらいます。

※バルコネットのツンと張ったイメージはこんな感じ。お見せできるようなボディだったらよかったのですが……ぜひ、ご自身で体験してみてください!

上から洋服を着ても、横から見ると丸型とのフォルムの違いは一目瞭然。ツンと前にバストが張って見えます。盛り上がったシルエットではない分、デコルテがきれいに見え、女性らしさを保ちながらも、胸元をすっきりとヘルシーに見せることができています。「スクエアネックの服など、下着が見えやすいデザインの洋服の時にはバルコネット型がオススメ」と、佐々木さん。自分の骨格や用途に合わせて【丸型】 【バルコネット型】 を使い分けてみるのが良さそうです。リアンジェでは、どちらの形も豊富に取り揃えていますよ。

 

在宅勤務のお供にオススメなのは?

まだまだリモートワークが続く今、おうちでは、ブラつけてますか? 窮屈でつい外してしまっている方もいるかもしれません。ですが、やっぱり胸を揺らすのは厳禁。できるだけ良いアンダーウェアをつけている時間が長いほうがベターだそうです。ノンワイヤーのブラなどをつけているだけでも効果は充分。リアンジェにもたくさんのノンワイヤーブラが取り揃えられています。

※こんな華やかなウェアでおうち時間を過ごせたら最高!

布面積が大きいものであれば安定感もバッチリ。佐々木さんのオススメはマイクロファイバー素材のもの。身体にフィットしつつも、乾きやすいので夏のジメジメした季節も快適に過ごせそうですよね。

※ブラジルのマイクロファイバー素材のブランドランジェリー。

 

購入した下着のお手入れ 「 “まだいける”は、“もういけない!” 」

佐々木さんのゴッドハンドに惚れ込み、お気に入りの一着をそれぞれ購入した女性取材陣。大事に着たい! というわけで、お手入れ方法について聞いてみました。

【Q:正しい洗い方が知りたい!】

A : 洗剤でやさしく手洗いが鉄則!
基本的にブラはワイヤーの裏部分の皮脂が汚れの中心。洗濯機に放り込んでまるっとゴシゴシ洗う必要はありません。専用の洗剤を使ってワイヤー部分をやさしく手洗いしてください。それだけでも下着の“保ち”が大きく変わります。

※店舗には下着用洗剤も取り揃えています。

ちなみに、干すときは「上下を逆にして、ワイヤー部分を洗濯バサミではさむと、形崩れを防いで風通し良く干せます」とのこと。これは本当に知りませんでした!

※写真キャプション:佐々木さんによる、干し方のイメージ実演です。

【Q:ブラジャーって買い替え時がわからない……】

A : 目安は、少しでもくたびれた箇所が出てきたら!
もちろん個人差があるので、一概にどれくらいで買い換えるべきとは言えません。ただ、肩紐のゆるみやサイドのゴムが伸びてきたり、毛玉がついていたりするのを買い替えの目安にしてほしいですね。まだいけそうかも? と疑う余地があるものこそ、もう買い替えどき。ぜひ、“ブラは消耗品”という意識を持ってみてください。

 

下着選びは、スキンケアと同じです

下着は化粧水と同じ。なくなる前に買い替えにいくものです」と佐々木さんは語ります。そして、「バストケアに“手遅れ”はない」ともキッパリ。 お肌にシミができたらそのケアをするのと同じように、今日からでも美しい胸元を作るためのケアは始められると言います。
ランジェリーは英語で「ファンデーション」と呼ばれることもあります。メイクのファンデ同様に、ベースを整える機能があるのです。「毎日しっかりと胸を触ることで硬さがほぐれていきます。同地に、自分の身体の調子を確かめるセルフボディケアの役割もあるんですよ」 (佐々木さん)
やみくもに着用するのではなく、スキンケアコスメやメイク用品を選ぶときと同じような心持ちで、自分の身体に合ったものを、丁寧に、そして楽しく選ぶと、きっと見える世界が変わっていきそうです。

instagram : @lienge_jingumae

そしてその選択肢に、インポートランジェリーを入れると、楽しみ方はさらに多様になるはず。佐々木さんいわく、インポートランジェリーの魅力とは「日本製のものとは一味違う美的センス」だそうです。
「さまざまな機能の下着が世の中にあふれている今だからこそ、ヨーロッパの下着文化の長い歴史の積み重ねを通して生まれた、繊細なレースやデザインへのこだわりはぜひ一度体感してほしいですね。宝石のようなランジェリーたちの中に、きっと自分だけの一着を見つけられるはずです」 (佐々木さん)

美しい胸は1日にしてならず。根気よく、自分の体に愛を込めていきたいですね!

【ショップ情報】

Lienge 神宮前店

東京都渋谷区神宮前1-15-1 ビア原宿
03-5860-6555
info@lienge.com
営業時間 12:00 ~ 20:00
木曜日定休 完全予約制

現在、リアンジェ神宮前店は新型コロナウイルス対策として、完全予約制で少人数のお客様に対応しています。店内にはアルコール消毒液が用意され、安心してお買い物ができます。

オンラインショップも展開中
https://lienge.shop-pro.jp/
さまざまな身長・バストサイズのスタッフがフォルムやアンダーの着け心地など着用感を細かくリポートしているので、読むだけでもかなりイメージが湧きます。リアンジェ神宮前店では、Instagramのダイレクトメッセージにて個別の相談も対応可能。オンラインショップでの注文前に、自分が今使っているブラの、メーカーとサイズ / 身長などを伝えて相談するのが、失敗しないランジェリー選びのコツだそうです。

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Haruka

ズボラっ子でランジェリー初心者。体がしゃきっとするような、それでいて自分の肌色に映えるような思い入れのある一着を探し中。

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