Lingerine ショップ&ブランドランジェリー×ファッションのハイブリッド 麗しきボディスーツ「The DUNE」 ザ デューン

【国内ランジェリーブランドレポート Vol.8 –The DUNE ザ デューン】

2023春夏がファーストコレクションとなった「The DUNE」は、ボディスーツをメインとして展開し、インナーとしてもトップスとしても着こなせるハイブリッドなブランドとして活躍の場を広げています。

ディレクターの麻妃さんはファッションの世界で20年間PRとしてご活躍されてきたその道のプロフェッショナル。洗練された美しさと機能性、触覚を癒す着心地、ラグジュアリーながらお手入れは家庭で出来るところまで、こだわりと情熱がこめられています。今回は、麻妃さんご本人にブランド立ち上げの背景からオススメのコーディネート方法まで色々とお伺いしました。

― ブランド立ち上げの背景についてお聞かせください。

セレクトショップや外資ブランドのPRに長年携わってきた中で、ランジェリーやレースアイテムを取り入れてよくコーディネートして着ていました。そんな経緯もあり、ボディスーツも違和感なく着用したところ、温かさ、インナーとしての利便性を兼ね備えたアイテムだと実感したのです。
ですがボディスーツは、日本人女性にはハードルの高いアイテムで、周りの女性たちにお勧めしてもあまり振り向いてもらえず(笑)。
そこでブラウスやTシャツの様に1枚で「トップス」として着用できる2WAYアイテムとしてコーディネートも含めて提案することで、興味を持ってトライしていただけるのでは!? と考えました。
そこで、ボディスーツをメインに、レギンスなど着こなしの味付けになるアイテムも加えコーディネート提案できるブランドとして「The DUNE」を立ち上げました。

― ブランドに対する思いや大切にしていることについて教えてください。

ファッションとランジェリーの狭間のアイテムという、今までにないカテゴリーを創り出すことが使命と考えています。そこが「ぶれない」ことを大切にしています。
完成度と実用性を兼ねた、他のブランドには無いアイテムを創り続けていきます。

― 覚悟がお見受けできます! 今後の展開については?

引き続きボディスーツをメインにした構成で考えています。ボディスーツ専門ブランドとして、 ハイブランドのアイテムともコーディネートできる位、ハイクオリティな商材とブランドポジションを得てきたいと考えています。

― ウエスト部分のもたつきがなく、シルエットがとても美しいですね。SSコレクションの中ではどの商品が人気ですか?

甘くなくシンプルなのチュールレースを用いたビスチェ型ボディスーツと同素材のレースレギンスが人気です。

― ルックにあるコーディネートが恰好よくて、一体どんな作りのアイテムなのか気になっていました。また実際にPOPUPで拝見して、洗練された高級感と丁寧なつくりに驚きました!

伊勢丹新宿店本館3階マ・ランジェリーpopup開催時写真(2023.03)

― 商品へのこだわりについて教えてください。

インポートのショーツやボディスーツは、日本人の体型にあわず、お尻に食い込んでショーツラインが透けてしまうことも多く、せっかく美しいボディスーツを購入しても残念に思うことが多かったのです。
ですのでThe DUNEのボディスーツのパターンは、お尻を包み込む設計で造り、日本人女性の体型や好みに沿った深いショーツシルエットで展開をしています。

― ショーツも展開されていましたね。 触感がさらりとやわらかで、ハイウエストでゆるりとしたシルエットなのにエレガントで目を引きました。

ありがとうございます。現在、ショーツは一旦販売終了にしていますが、今後できればヒップから上股にかけてのカバーショーツを検討したいと考えています。

― その他にもポイントはありますか?

素肌に着けるアイテムの為、なるべく自宅で手洗いができるような素材と作りを心がけています。アイテムによっては天然素材を極力用いて、日本の優れた工場による生産に拘っています。

― 身に着ける側も安心して着用できますね。おすすめのコーディネート方法を知りたいです。

ボディスーツについては、ぜひジャケットの下のインナーとしてコーディネートしていただきたいです。
その際に、ボトムがパンツでもまたはタイトスカートの場合でも、シャツとは異なりフェミニンな着こなしが可能になり、一気にお洒落な雰囲気になりますし、気持ちまでアップすると思います。
また着脱も想像されているより楽だし、何より綺麗に服を着用できることがエレガンスな姿に繋がりますよね。
レースレギンスについては、夏に多用するシンプルなワンピースに合わせると、一気に垢抜けたお洒落なコーディネートになります。冷房が効いた室内でも、足元にレースレギンスを履くことで保温効果があり、冷えから守ってくれます。

―デザインのインスピレーションはどこから得ているのでしょうか?

そうですね。欧米の映画、特に70’S〜90’Sのものが多いです。
人物であれば、モデルのTina Chow(1950年 4月18日 – 1992年 1月24日)、作詞家の安井かずみ(1939年1月12日 – 1994年3月17日)。それから19世紀〜現代にかけてのアートや写真から得ています。

―好きなランジェリーのタイプについても教えてください。

ブランドでは「La Perla」一択で、シンプルで上質で、大人を美しく魅せる素材とカッティングでしょうか。過剰なレースやリボンなどの装飾は好みではなく、テーマに沿った必然性のあるデザインであることがベストです。

―「La Perla」素敵ですよね・・・なかなか手の届かない憧れランジェリーです。 「THE DUNE」が、大人の魅力を引き出すボディスーツ界のトップブランドになる日も近いですね。次のコレクションも楽しみにしております。最新情報はinstagramから♡

The DUNE

OFFICIAL WEB SITE
https://thedune.official.ec/

INSTAGRAM
@the_dune_lingerie

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Mayo

ランジェリー大好き。Lingerine第1号です。ファッション、美容、ワインも好きです。よろしくお願いします。

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