【美しく生きる女性から学ぶランジェリーインタビュー】
vol.1 – 膣美容研究家・セクシャルカウンセラー　窪山 紗和子さん

Miss Japan& Miss Universe講師も務め、美のエキスパートとして活躍されている膣美容研究家の窪山紗和子さん。前回に引き続き、膣美容の具体的な方法、女性性を高めるランジェリー、ミニ活、自身を受け止めて楽しく生きる秘訣についてお話を伺いました。

正しい膣ケアで美容クリニックに頼らなくてもアンチエイジングができる

―年齢を重ねると「もうこんな歳だし」と思って悲観的になってしまう女性も多いと思うのですがエイジングをどう捉えていくといいですか？　美容医療なども流行していますが・・・

そうですね。膣ケアをしていくと美容クリニックに行く必要もなくなると思います。
お肌もつるつるになるし、ウエストもくびれてきます。ウエストをくびれさせるための寝ながら出来るちょっとした体操をして、塗るだけで引き締まるクリームがあるので、それだけでOK！
私自身、自分が老化を受け入れていないときは年上の男性があまり好きではなかったんです。でもそれは自分の年齢を受け入れていなかったから。老いを相手に重ねて、相手を嫌悪していたことに気づきました。
皺だって仕方ないし、　‛年をとることも楽しいじゃない！‘　そう思って抗わずにユルユルと過ごしていたら年上の彼ができて今はとても楽しいですね。
「若い子はいいな～うらやましいな」と思うのはどうしてなのか？　 「どうして若いことはいいのか？」「なんでそう思う自分がいるのか？」という点を自身に問いかけていくと、意外とたいした理由ではなかったりするんです。であれば、　‛いかに楽しく老いていくか‘　を考えた方が幸せだと私は思います。

膣トレの落とし穴　誰も教えていないこと・・・

―すごく素敵なお考え！　膣ケアと連動してマインドの変化も起きて生きることが楽しくなりますね。膣トレやワークアウトはおすすめしないとのお話でしたがどうしてでしょうか？

はい、すべては連動しています。膣ケアは優しく洗うこと、保湿をすることがとても大切です。世の中に出回っている情報はほとんど膣トレや骨盤底筋を鍛えることを推奨しているけれど、トレーニングのしすぎは膣を固くします。固くなると膣が落ちてきてしまうし、尿漏れを起こしたり、臓器脱につながったりすることもあります。
「膣の筋肉って何ですか？」というと、膣の筋肉は胃と一緒で、何か入ってきて初めて動くものです。膣ボールを入れて鍛えるようなことをすると、肛門とその周りの筋肉をぎゅーーっと鍛えることになり、膣の中の筋肉も固くなってきます。
そうするとどうなるかというと、sexの際男性が挿入したときにトイレットペーパーの芯に入れているような感覚になるんです。肛門とその周りの筋肉を鍛えることで膣の入り口は確かにしまるかもしれないけど、それは　‛引き締まる‘　の締まるではなく、　’閉じる‘　の閉まる。入口は締まって気持ちが良いかもしれませんが、膣内は固くて男性側も気持ち良くないんです。その結果、男性のピストン運動が早くなって女性側が痛みを感じることもある。「彼氏のピストンが早くなったら膣が固くなってるサイン！」そんなふうにクライアントさんに言うこともあります。
私も自分の膣壁をマッサージして確認していますが、ワークアウトをしていたときより今の方がフワフワに柔らかくなっています。
膣ケアは、まず正しい洗い方と保湿。そうしていけば膣が柔らかくなっていって、パートナーも自分も互いに幸せだし、女であることをなおさら自分で感じられる。
こんな時代だから「女を自覚する」と言うと「性差別だ」と言う人もいるかもしれないけれど、膣をもって生まれ、自分が女だと自覚しているのであれば、楽しくやっていきたじゃない？　自分を受け入れて生きていった方が人生得だと思います。

－おすすめの膣ケアグッズとケア方法を教えてください。

「CITUCA」がおすすめです。現役看護師さんが開発したもので、膣ケア商品はローズ系だったり甘い香りのものが多かったりするけど、CITUCAは香りもさわやか。
色々なものを使ってきたけれどもこちらの商品は秀逸です。
みなさん膣をどうやって洗っていますか？　私は100均で売っている泡立てグッズで泡立てます。泡をごっそり取ってまず膣周りに乗せます。そして泡で洗います。
みなさんが洗い残しているところがクリトリスの際部分。そこから匂いが発生します。
皮が被っている際を洗ったことのない方が多いです。その部分もフワフワの泡で柔らか～く洗う！　泡が汚れを落としてくれるので、良く泡立てることが大切。最後に肛門まで綺麗にする。

それからクリームをやさしく馴染ませます。私の場合はお風呂上がりにすぐに膣を保湿してそれからスキンケアをしています。
顔もゴシゴシ洗うと垂れてくるじゃない？　デリケートゾーンも同じでゴシゴシこすると垂れてきます。

北海道の専門家から仕入れている、塗るだけで痩せるクリームもおすすめです。ウエストに塗るだけで引き締めてくれて、お尻はヒップアップしてくれます。お顔に塗ると、お顔がリフトアップすることでバストも引きあがってきます。
人間の身体はすべてが繋がっているので。（実際に編集部も塗っていただいたのですが、クリームを塗った顔の片側だけ眉毛や目の位置がリフトアップしているのがわかりました！
スタイルアップのため、ワークアウトを頑張りすぎてストレスになって活性酸素を出すくらいなら、頑張らずにクリームを塗るだけにする。

膣が老化しているかどうか、わかる方法

立ち上がって鏡を見て、ショーツのクロッチにあたる部分が弛んで見える場合は膣が老化しています。本当は平らなんです。膣が固くなると小陰唇が下がって出てきてしまう。なんでも固くなると重くなって下がってきます。ブラジャーの背中部分のラインも脂肪ではなくて弛みなんです。呼吸も腹式ではなくて胸式呼吸にするとバストもアップするし姿勢もよくなりますよ。ケアをしていると小陰唇が柔らかくなって引きあがります。
膣ケアで一番大切なのが最後の保湿です！　おへそからお尻からモモまでしっかり全部保湿！
仙骨からはフェロモンが出ているんです。だから、仙骨の部分からお腹、太ももまでぜーんぶクリームで保湿してあげる。そこまでやって膣ケアはワンセット！

―デリケートゾーンの匂いが気になる場合、ミストもいろいろ販売されていますが、ミストはどうやって使うといいですか？

商品にもよりますが、膣に直接スプレーするより、ショーツにスプレーするのがおすすめ。ショーツに直接が抵抗ある場合は、綿の布にスプレーをしてショーツにあてます。おりものシートは化繊を使用しているものが多いので綿100％の布が良いです。CITUCAでも販売はしています。

－膣内オイルケアやマッサージどうしたらよいのでしょうか？

内部のケアはオイルやマッサージじゃなくても、インクリアを入れたり乳酸菌を入れたりする方が膣の健康を保つことができます。
マッサージって揉み返しが来るでしょう？　その時は柔らかくなるんだけど、膣のマッサージもやりすぎると揉み返しが来て固くなってしまう。軽～く軽～く膣壁をマッサージしてあげてください。
自分で膣内をマッサージすることに抵抗がある人は、無理してマッサージをしなくていいから清潔に保って保湿をする。私はその方法をおすすめしています。
保湿をしていけば周りから柔らかくなって中も柔らかくなっていきます。
会陰も触ってみて固くなっていたら、クリームを塗っておいてあげると柔らかくなってくる。
ケアに関しても「絶対に毎日やらなきゃいけない！」「このクリームじゃなきゃダメだ！」と思うとその商品が手元に無くなったときに慌ててしまうし、ケアが出来なかった日に「今日はケアができなかった・・・」となってストレスになる。
必死にやると「ねばならない精神」になってしまうので「あっ！気づいたら昨日は忘れてた～」っていうくらい楽に続けていただきたいです。

―開発されたサプリメント「紗和子の夜」が気になるのですが、どんな効果のあるものなのでしょうか？

ファスティングの勉強をしているときに腸の重要さに辿り着き、ミミズが良いというワードが頭に入っていたんです。そんな中、ご縁があり出会った企業さんと半分OEMのような形でサプリを開発させていただきました。赤ミミズが主成分で、糖尿病や高血圧を改善したり、アルツハイマー、パーキンソン病の治療や予防に効果があったりするという特許を取っているものを使用しています。
カプセルも動物性を使用していないものです。
腸に良いですし、血流が良くなるので男性の精力UPにもつながります。旦那さんの精力についていけない女性が飲むことによって同じく女性の精力UPにもなります。ホルモンに作用するので男女とも精力が上がり、女性の膣の中も充血しやすくなるので膣内が整います。
男性の精子が増えて質も良くなるため、不妊治療をしていた友人がこのサプリを飲んで妊娠したということもありました。
他には下肢静脈瘤の改善や、黒髪になったというお声もあります。寝つきが良くなったり、肌艶が良くなったりするなど、人によってさまざまな効果を感じていただいています。
サプリについても、飲み忘れたら「今は体が必要としていないんだ」という風になんでも自分にとって良い方向に解釈すること！
1日１回飲まなきゃならない！　○○しなきゃならない！　ってのはどんどん手放した方がいいんです。

女子力ってなんぞや？　緊張感が女を上げる！

－「ミニ活」という活動もされているようですが、どんな内容なのか教えてください。

ミニスカートを履いて女性としての自覚を目覚めさせていこうというものです。
例えば女装している男性ってミニスカにハイヒールじゃない？　女性の象徴でもあり、ミニスカート好きの男性は精力が強くセックスレスになりずらい傾向があるんです。
正式な統計ではないですが、私の周りの男性で富豪の方には生足ミニスカが好きな人が多いです（笑）　ファッションとしてのおしゃれさとはまた別で、本能としての話！
ミニを履くことによっても女性性が目覚めるんです。膣ケアをしてだんだん自分が女性性を取り戻してくると露出が増えてきます。
「足が太いから恥ずかしくて履けない！」という方には、「履いて」って言います（笑）
まずは履いてみることが大事。履くことによって全てが変わっていくんです。
恥ずかしさは吊り橋効果と一緒でフェロモン（PEAホルモン）という恋愛ホルモンを出します。そのフェロモンがさらに男性を引き寄せることにも繋がります。ミニ活講座を受けてミニ活に挑戦した方が帰り道に男性3人に声をかけられたこともあります。
それでも自信がなくて履けないという場合は、膣ケアをする。それだけでも自分に自信がついてきます。
「ミニ活で女性性を高めていい男を捕まえましょう！」なんて言ってはいますが、履くことによっていろんなことを学べる。　‘流行に乗ってないんじゃないか’　‘痛い女と思われるんじゃないか’　‛バカだと思われるんじゃないか‘　色々な思いが出てくるし、ミニを履いているときに人から見られると「私、変かも！？」と思ったりする時もあるけれど、その部分とどう向き合っていくかが面白い。「自分と向き合うためにも履きましょ。」とお伝えしています。
恥ずかしさは緊張感も同時に生みます。女子力ってなんぞやというと、私は ‘緊張感’ だと思っています。その緊張感が女を上げるんです。

－おすすめランジェリー(個人的にお好きなランジェリー)のタイプを教えてください。

私はずーっとTバック！　30年ほどTバックしか履いていないです。締め付けないからお尻がだれない。しめつけるとお肉が安心して「また締め付けてくれるからいいや！」となってしまい。お肉が自立しないんです。
あと1日2回はショーツを履き替えています。気分で交換することもあるけれど、一番は清潔にしておくため。
素材も、寝るときはコットン100％の緩めのTバックにしています。外出する時もコットン多めの総レース。薄いコットンをクロッチ部分に敷いています。
本当に膣ケアを徹底するのであれば、そのコットンに保湿スプレーをして履くと膣がさらにふっくらします。でも、手間や面倒くささを感じるときはやらない！　今すぐどうにかしたい場合は徹底するのも良いですが。
最近は行けていませんが、海外でまとめてランジェリーやベビードールを購入しています。
ホワイトカラーのべビードールがセクシーだけどエロくなく、男性からも好評でした。けれども、寝るときはベビードールの下に綿100％の腹巻をしています（笑）　男性はパーツをじっくり見ているというより、雰囲気を見ています。「自分のスタイルに自信がない」とか、「自分が着ても似合わない」という風に捉えなくていいんです。

―最後に今後の活動予定を教えてください。

膣美容もミニ活も続けていき、可愛い女性を増やしていきたいです。とにかく、女性が自分自身を受け入れて楽しい1日を過ごせるようになってほしい。言葉にすると安っぽくなってしまうのですが・・・。
「恥ずかしい」という発言も人目を気にして出てくる言葉。人は人、自分は自分という区別をつけると楽になる。他人に何か言われても、その人が思っていることであって自分とは違う考えなのだから。傷つく必要はないんです。
「本当に自分が好き」と言える女性、自分を受け入れて「今のままでいいんだ」と思える女性を増やしていきたい。そのきっかけを作っていきたいです。

いかがでしたか？　膣美容を通して、自分を知り、自分を愛していく。終始キラキラしたオーラと笑顔で目から鱗のお話をたくさんいただきました。インタビューをしているはずが、カウンセリングをしていただいた後のような爽快感！　みなさんも膣美容に手を伸ばしてみてください♡

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窪山 紗和子 sawakokuboyama(@sawakokuboyama)