Lingerine Lingerine「究極のアンチエイジング」 膣内ケアって実際どうなの? オイルケアに挑戦してみた

膣が潤えば全身潤う

「膣ケアは究極のアンチエイジング」

書籍だったか雑誌だったか、うろ覚えながらも鮮烈で脳裏に刻まれている言葉である。
最初はミーハーゴコロで、「膣ケアって美容にいいのかぁ、ほほぉ~」 程度の意識だったのが、膣周りの正しい洗い方をマスターし、さらに全身潤う女となるべく、前回は膣周りの保湿をせっせと続けた。
人間とは欲深いもので、「もっと効果的な方法はないものか!?」 とギラつきながらフェムケアについて鬼勉していくうちに、どの書籍を読んでもWEBサーチをしても、膣ケアの最終地点に君臨しているのが膣内へのオイルケアだった。
けれども、膣内部のオイルケアやマッサージにはどうしても戸惑いがあった私・・・。
「難しそう、しかもオイルって膣内に塗りこんでいいの!?」 と。同じように感じている人も多いのでは?
膣は粘膜で覆われているため、膣内だけではなく膣口や会陰、肛門などのまわりは健康であればしっとり柔らかなのが本来の姿。
ちょっとご自身触れて確かめてみてください! 外性器はシワシワになってませんか? 膣口と肛門の間はカチカチしてませんか? 悲しいことに、膣はケアをしないと干上がってしまうのです。
そしてやがては健康状態や精神にも影響してくるのですよ・・・脅しではアリマセン!
膣が潤えば全身の潤いへと繋がるのは確か。

フェムテック番長(だから誰?)として膣ケアを極めるため、覚悟を決めて挑みましたよ。膣内部の本格保湿ケアに!!
今回ケアについて真剣に学んで取り組んだことから驚愕の事実も判明したので最後までお付き合いくださいませ。

膣内に使えるオイルって?

オイルケアを始める前に、まず大切なのがオイルの選び方。専用のオイルが安心ですが、難しければスキン用のセサミオイル、化粧品のスイートアーモンドオイルが推奨。
最近はフェムテック用品の専門店も増えてきていますし、ネットショッピングでも簡単に手に入ります。スイートアーモンドオイルは無印良品でも入手できますよ。

今回使用したのはコチラ↓


organic BOTANICS | ヴァージノル

原材料については、イギリスで最も長い歴史と信頼を誇る認証機関「SOIL ASSOCIATION(英国土壌協会)」の厳しい基準をクリアしたオーガニック製品です。
安心安全の専用品ですが、香りがとても特徴的! ネロリの香りなのですが、手にとってみるとなかなかパンチの効いた香り。
事前にテスターで確認するか、精油などでネロリが自分好みの香りかどうかは要チェックです!

完璧を目指さなくてもいい! 簡単なオイルケアの方法

誰でも最初は初めてです。当たり前のようですが、いきなりゴリゴリの膣内マッサージをしよう! なんて高みを目指さなくても大丈夫。
膣内はとてもデリケートです。とにかく優しく丁寧に愛情をこめてケアすることが最重要「自分で指を入れるのは怖いな・・・やっぱり嫌だなぁ。」と精神的負担になるぐらいであればケアはしない方がマシ! なぜなら私たち女性の心と身体は繋がっています。膣内ケアが負担に感じる場合は、外陰部だけスキンケア感覚で優しくオイルを塗るだけでもOK
お風呂上りのリラックスした状態で、清潔にした人差し指と中指にオイルを塗り、大陰唇・小陰唇・膣口・会陰部分を優しくほぐしてあげます。
ここまでなら簡単ではないでしょうか? 
私もまずは毎日鏡を見ながらオイルを塗りました。最初は気が進みませんでしたが、状態を確認することで、変化もわかりやすいのでおすすめ。
女性器は女の第二の顔ですから、毎日お顔を見て自分の肌状態を確認するのと同じつもりでやってみてください。

数日続けてみて慣れてきたら、まずは指を1本膣内に入れることに挑戦! 爪は立てないように。
体勢もタンポンを入れる時のように中腰になったりベッドに寝転がったりとその日によってケアしやすい感覚で行ってみました。寝転んでのケアは鏡をのぞき込むために何気に腹筋も使っていたので一石二鳥! (のはず)。
膣内をグルリと1週するイメージで膣壁を優しく押すようにオイルを馴染ませ、血流を促します。
文字で読むと簡単そうですが、実際に指を回転させるのは難しかったのでなんとなくオイルを膣壁になじませるイメージでトライしました。
痛くなったり、緊張したりで上手に指が入れられない場合はすぐに中止してOK
親指を挿入して行う便秘解消の膣内マッサージ方法もありますが、これは私には難しかったので辞めました(笑) 便秘でお悩みの方は調べてみてください。

2週間ほど続けていくと、膣周りがふっくらとして、潤いがUPしてきたことを実感しました! オイル効果なのかデリケートゾーンの肌に少し艶もでてきてモチベーションのUPにも繋がりました。
日々膣ケをすることで自然と自分の膣の状態を確認すること、自分と向き合う時間を設ける事にもつながります。自分を大切にする “MeTime” として取り入れてみると楽しくケアできますよ♪

誰も教えてくれなかったオイルケアのデメリット

さて、初心者ながらもだんだんと膣ケアをマスターした気になっていたのですが、オイルが1本空になった頃に驚き桃の木の事実を知ることとなります・・・。
結果から話すと、現在は膣内のオイルケアを継続していません!!

「なんでやねん」 とここまで読んでくださった方はズッコケかもしれませんが、情報の1つ、Fascinateの読者様には選択肢の1つとして私が知ったことをお伝えします。

以前、編集部でもインタビューさせていただいた、膣美容専門家の窪山先生はオイルケアについては推奨していなかったのです。
それよりもインクリアの方が膣の健康に良いという情報も教えてくれました。
「専門家がおすすめしていないっていうことは何か理由があるのでは?」 そう思い深堀調査をしてみたところ、不都合な事が発覚。
オイルケアについて、長期に及んで続けていくと、成分の蓄積やオイルの酸化の恐れがあること。
世に出回っている数々の専用商品についても、成分分析のプロからみるとおすすめできない商品も多々あること等がわかりました。
これは膣ケア製品だけに限らず、食品や化粧品などにも言われていることですね。私たちの身体は、食品から接種する重金属蓄積や、化粧品の成分によるアレルギー反応などさまざまなリスクとも戦っています。
膣、外性器の皮膚は、経皮吸収率が他の部分の43倍とも言われています。
個人差があること、さまざまな意見や新な研究結果が日々更新されているので、何を自分の身体に取り入れるかは、やはり個人で見極めることが重要。

今回私の選択としては、色々なリスクを踏まえて膣周りに関してはローションでの保湿にとどめています。
ただし、妊娠されている方で出産前のお産をスムーズにするために行う会陰マッサージについては、医師、助産師の指導の元に先生たちの指示に従っていただければと思います。 
少し堅苦しいお話になりましたが、大切なことなのでシェアしました。

私たちが一番大切にするべきことってまずは健康ではないでしょうか? 
膣を潤すことによるケア効果はもちろんあるし、保湿はとっても大切! しかし何事も程度問題ということも痛感した今回。

そもそもフェムケアに興味を持ち始める理由も人それぞれですよね。あなたはどうでしたか? デリケートゾーンのかゆみ、生理中の不快感、おりものの匂い等が気になってケアを始める女性が多い印象。
膣周りの不快感や匂いの悩みを改善するには、膣を健康に保つことがやはり先決!
ということで、次回は膣の健康とベストコンディションを目指して辿り着いたケアをご紹介していきます。
フェムケアマスターへの道は続く!

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Sayuri

美容と健康に気を使っています。趣味は料理と読書です。でも、アクティブなことも結構好き。最近はマラソンを始めました!

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