Lingerine 豆知識ランジェリーのお悩みの大半は○○が原因? 「大人のための下着の教科書」のススメ

私たちにとってランジェリーはパートナーのようなもの。お洋服の下、自分だけのプライベート空間で誰の目も気にせずに自由に自己表現が出来るもの。
ハッピーで自由なランジェリーライフを楽しみながらも、大人女子としては「自分の身体を労りながら美しく保ちたい、ランジェリーの魔法で美しく魅せたい。」そんな願いだってあるはず。どうしても、生きているとエイジングには逆らえないもの。
年齢を重ねていく度、身体の変化毎に、ボディラインへの悩みも増えていきませんか? そんなお悩みを丸ごと解決してくれる御守りのような本を発見しました。

ランジェリーの魔法を使うことで、ポジティブに年齢を重ねていくための「下着美容」について、マインド面、生涯を通しての下着選びの方法、ボディメイク術について、普遍的で一生使える知識が詳細にわかりやすくまとめられている決定版図書として、湯浅美和子さんの著書「大人のための下着の教科書」から大切なエッセンス ご紹介します。

キツい、痛い、痒い・・・下着にストレスを感じるときは?

なんでもマインドセット在りき、ボディとマインドは1つとなり繋がっているもの。下着美容はまずはマインドからです。
特に、理想のボディメイクに欠かせないものとして、いわゆる補正下着があります。どうしても「補正は苦しい」「キツい」窮屈で辛いイメージが先行しがちです。 そりゃあラクチンな方が良いに決まっているのですが、この点に関しては、キツいと感じるのは、下着そのもののせいではなく “自分の身体に合っていない” から。

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下着は自分を縛るもの、と悪者扱いをして敬遠すると、ボディはサビついていきます。
下着からの偉功を得られるのは下着を信じてくれた人です。
ブラジャーもガードルも本来、窮屈なものではありません。窮屈に感じるのはサイズが合っていないからです。そして、この本を読んでくださればわかると思いますが、ボディの老化は想像を絶するほど早い段階から音もなく忍び寄っています。
下着はそれを軽減させてくれるとっておきのアイテム、と今日から考えてください。
引用:※湯浅美和子さんの著書「大人のための下着の教科書」

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忍び寄るエイジング・・・ボディの「曲がり角」は3度訪れる!

下着美容は先手必勝。著者の湯浅さん曰く、下着に対して真剣に向き合うようになってから、みるみる体系が変化したとのこと。高価な下着を身に着けたわけではなく、毎回購入時にはボディサイズを測り、その時の自分に合うものを選び、正しい着用を心がけることで下着は必ず味方となってくれるのです。ダイエットやハードなトレーニングはナシ! まさに身に着けるだけの美容ですね。
下着の見直しタイミングとして、お肌の曲がり角同様にボディにも曲がり角があります。
一番初めの曲がり角は、なんと19歳! バスト内部の組織が徐々に変形し、バストがやわからくなり下垂が始まっていきます。
バストには筋肉がなく「脂肪組織」「乳腺」「クーパー靭帯」で成り立っています。クーパー靭帯が伸びることによって、バストが下垂していくのですが、このクーパー靭帯は再生をしてくれません。つまり、一度下垂すると元に戻ることができません。ブラジャーで保護をすることによって、バストの揺れを防いでできる限りクーパー靭帯を伸ばさないように対策しましょう。

次の曲がり角は25歳頃、肉質・肌の水分量も変化し、バスト、ヒップ共に下垂してきます。下着の見直しをしましょう。
そして、ラストの大曲がり角は38歳頃。体重の増加や体系変化が起きます。肉質が柔らかくなるためバストの削げ、ヒップラインと太ももの境目があいまいになる等、ボディラインがぼやけてきます。 
身体の変化と共に合う下着は変わります。
後の祭りと嘆かずに、崩れる前から変化を最小限に食い止める下着選びをしましょう。

バストだけじゃない! ボディバランスを整えるにはヒップにも注目を。

下着美容というと、どうしてもブラジャーがメインとなりバストに注目しがちですが、ここで忘れてはいけないのがヒップです。ヒップは日ごろからのケアをしているかどうかで見た目年齢が大きく変わります。

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ヒップは、バストに比べると筋トレの効果を得られやすいパーツ。先に述べたように、バストのふくらみ部分に筋肉はありませんが、ヒップには、広い範囲に筋肉があります。いちばん外側には大殿筋、内側にも中殿筋や小殿筋があり、筋肉を鍛えることでヒップアップは叶います。
そして、忘れてはならないのが脂肪の存在。ヒップは身体の他の部分よりも皮下脂肪が厚く、女性は特に年を重ねるとお尻に脂肪がつきやすくなります。脂肪は、重力に引寄せられるものです。そして、加齢と共に肉質も柔らかく変化します。
ヒップの崩れ方は一様で、垂れて、削げて、さらに年を重ねるとお尻の穴の方へも伸びていきます。
しかしそのスピードは、日頃からヒップケアをしているか否かで、かなり異なります。
20代で崩れてしまっている人もいれば、40代でも溌剌としたヒップの人もいます。
筋肉と脂肪をどう誘導するかでヒップの未来は変わります。
そこを心地よくアシストしてくれるガードルは、「ヒップケアアイテム」の1つだと私は思っています。
引用:※湯浅美和子さんの著書「大人のための下着の教科書」

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スタイルを良く見せるにはボディラインを美しく見せる「黄金比」があります、聞きなれない言葉かもしれませんが「ヒップトップポジション(ヒップのいちばん盛り上がる部分)」を自身の身長のちょうど半分(1/2)の高さにするよう意識していくとボディバランスが整い、美しく見えます。

皮下脂肪を味方につけよう!

脂肪はダイエッターにとっては悪者扱いとなっていますが、脂肪は身体を温め、外部刺激から保護してくれる役割も担っています。私たちが生きていく上で欠かせないものでもあり、フェミニンなスタイルを作るお手伝いもしてくれるのです。

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皮下脂肪がないと女性ホルモンのエストロゲンが分泌されないこともわかっています。
しかし、エストロゲン自体が皮下脂肪をコントロールしてもいるため、加齢により女性ホルモンが減少すると、自ずと皮下脂肪の量が増えていきます。
ネガティブに捉えず、そのしなやかなお肉をベストポジションへ誘いフェミニンなシルエットへ。それが大人の女性のボディメイクです。
脂肪誘導を意識するだけの下着ボディメイクはご自身でも簡単にできます。

引用:※湯浅美和子さんの著書「大人のための下着の教科書」

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脂肪には、つく順番があり、

お尻・腰→お腹・バストの下→太もも→背中から二の腕→ふくらはぎから足首

となっています。

ということは? ガードルデビューは早いほど、継続的なスタイルアップへの効果が高まるということ。

バストは一度下垂すると元には戻りませんが、ヒップはいつからでも修正が効くのです。これは、著者の湯浅さんがご自身の身体で「習慣化することで身体は形状記憶されていく」ということを立証済み。とても心強いお話ですね。

とはいえ、ガードルに関しては、慣れるまではハードルが高く感じるのも事実・・・。
キツイなぁ、蒸れるなぁ・・・といったのが正直なところです。
この考えを改める助け舟も出してくれています。

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下着はキツイもユルイもダメなのですが、ガードル選びに関しては、キツイが悪で、キツイくらいならややユルイは許容範囲です。選ぶときにキツイと少しでも感じるものは選んではなりません。ヒップ、太腿、ウエスト、おなか、クロッチポイント、どこか一か所でも苦しいと思うなら、ワンサイズ上のものにしてください。サイズスライドして、仮にややユルイと感じるところがあっても大丈夫です。

引用:※湯浅美和子さんの著書「大人のための下着の教科書」

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一気にガードルへの警戒心が緩まったのではないでしょうか?
今回の記事では、下着美容の中でも、ポジティブに年齢を重ねていくための概念部分をご紹介しましたが、実際の著書の中では、ブラジャー、ガードルについての使用方法についても細かく指導してくれています。
それだけではなく、ウエストニッパーやブライダルインナー、和装やフォーマルな服装時の下着事情、マタニティランジェリー、プレ更年期の下着変換まで、画像による解説付きでこれでもかというほどの知識が詰め込まれています。
手もとに一冊あるだけで、生涯に渡って助となる内容ですので、ランジェリーに関するお悩みを抱えている方には、心からオススメします。
ランジェリーを味方に、心も身体も美しく健康に生きていくヒントになること間違いなし。

気になる方は、書店で手にとってみてくださいね。

※引用 湯浅美和子 Beauty Body Protocol 大人のための下着の教科書 ブックマン社 2023年1月30日発行

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Sayuri

美容と健康に気を使っています。趣味は料理と読書です。でも、アクティブなことも結構好き。最近はマラソンを始めました!

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